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2025/08/04
Furboドッグカメラ360°ビューの口コミ徹底検証!使ってわかったメリット・デメリット

ペットカメラはスマホでいつでも愛犬を見守り、声をかけられるアイテムです。とくにシニア犬の場合、急な体調変化は飼い主にとって大きな心配事。ペットカメラがあれば、外出先でも安心です。
さまざまなペットカメラがありますが、we DOG編集部が行ったアンケート調査でトップクラスに人気だったのが「Furboドッグカメラ360°ビュー (※以下「Furbo」)」。今回はその「Furbo」を実際に購入して検証を行いました。
この記事では「使ってわかったメリット・デメリット」や、Furboと人気を二分する「Tapo」との徹底比較も交えながら、愛犬家目線で「買って後悔しない」ための選び方を分かりやすく解説します。
目次
「Furboドッグカメラ360°ビュー」の基本機能からリアルな使用感まで解説

Furbo ドッグカメラ 360°ビューは、獣医師やドッグトレーナーの意見をもとに犬専用に設計されたペットカメラです。
犬の行動パターンを学習したAIが搭載されており、サブスクプランで利用できる「多彩な通知機能」が最大の特徴となっています。
他社製品の多くは「動きを検知しました」といったシンプルな通知しかできないのに対し、Furboでは「痙攣」「過度なトイレ」「もぐもぐ通知」などの細かさで、愛犬の様子をスマホに通知してくれます。
なお、Furboのサブスクサービスは月額798円ですが、加入することで「本体代の割引」「全ての通知機能が使える」など他社製品にはないメリットを受けられます。
一方、無料プランではメリットが少ないため、Furbo=サブスク加入必須と考えておくと良いでしょう。
続いて、Furboの特徴やリアルな使用感について解説していきます。
Furboは「多彩な通知機能」が魅力のペットカメラ

Furbo最大の魅力は、通知機能の多さ。利用には月額798円のサブスク加入が必須ですが、この料金でこれだけ多彩な通知バリエーションが使えるのは大きなメリットです。
犬の行動パターンを学習したAIが搭載されており、愛犬の様子や自宅の異変をリアルタイムで検知。
「痙攣(ベータ版)」「過度なトイレ」「過度な嘔吐」「連続泣き声」「連続遠吠え」などの愛犬の緊急通知に加え、「火事/ガス漏れ」「ガラス割れ」「ファミリー通知」など自宅のトラブルにも対応しています。
これらはすべてアプリ画面で簡単にON/OFFや通知頻度を調整可能です。「ここまで通知してくれるの?」と感じる守備範囲の広さは、Furboならでは。愛犬の毎日をしっかり見守りたい方にとって、Furboの通知機能は心強い存在になるはずです。
実際の通知画面はこのようになっています。

「トイレ」「水飲み」などの変化があるたび即座にスマホへ通知が届きます。
さらに、通知にはその瞬間の写真も添付されるので、例えば「異変なのか」「遊んでいるだけなのか」など、愛犬の行動をひと目で確認できるのが大きな魅力です。
他社製品の多くは、通知と言っても「動きを検知しました」というシンプルなお知らせのみ。
何が起きたのかは通知だけではわからず、そのたびに動画を見て確認する必要があるため、少し手間に感じることもあります。
フルHD対応!昼夜間とも画質は十分

アプリを開くと、Furboのカメラ映像がすぐに表示されます。
映像はフルHD(1080p)対応。明るい場所はもちろん、照明を落とした環境でも、輪郭や動きは比較的しっかり映ります。

ただし、拡大して確認しようとすると、細部がぼやけてしまう点が気になりました。
最近はスマートフォンでも2Kや4Kに対応しているため、フルHD(1080p)では、やや物足りなさを感じるかもしれません。
とはいえ、普段の見守り用途には充分なクオリティです。高画質にこだわりたい場合は、Furboと人気を二分する「Tapo」シリーズなど、解像度の高いペットカメラを探してみるのも良いでしょう。後ほど詳しく解説しています。
直感的でわかりやすいアプリ操作

アプリの操作もシンプル。画面右下のマイクボタンをタップすれば、本体のスピーカーを通じて愛犬に声をかけることができます。
愛犬の声とこちらの声ともに遅延もなく音声はクリアに聞こえます。
また左下のカメラボタンを押すと写真撮影もできます。1分以内であれば動画の撮影も可能です。
カメラのパン操作(左右回転)もアプリ上から直感的にコントロールできるので、部屋が広くても一台でしっかりと見守れます。
ただし、パン操作には若干のラグがあるため、急いで操作したいときは少しストレスを感じるかもしれません。
外出先からもおやつをあげられる

Furboには、スマートフォンからの指示で愛犬におやつをあげられる機能が搭載されています。
使い方は簡単。本体上部のカバーを開けて、直径1cm程度までの粒状おやつを入れます(ベタつきのあるものは詰まりやすいので注意しましょう)。

準備ができたら、アプリの「おやつボタン」をタップするだけで、本体からおやつが勢いよく飛び出します。

発射時には専用の電子音(効果音)が本体から鳴り、この音を合図に「おやつが出る」と覚えてくれる犬も多いようです。
効果音はON/OFFの設定が可能です。

本体にセットしたおやつは空気に触れて酸化しやすくなります。できるだけその日のうちに使い切りましょう。
映像はクラウドに自動保存。24時間分いつでも見返せる
Furboの有料プランでは、カメラが犬の動きや鳴き声などを検知すると、その度に約15秒間の動画クリップが自動的にクラウドへ保存され、後から見返すことができます。

動画クリップ(録画映像)は、アプリ上からいつでも再生できるので「何があった?」と気になる時もすぐに確認できます。
また筆者の場合、一日の終わりに録画映像をチェックしていますが、それぞれハイライトとなる写真に加え「マットの上を歩いています」といった説明がつくことも多いため、映像を効率的に見返すことができ、異変も見落としにくいと感じました。
なお、FurboはSDカードに対応しておらず、録画データはすべてクラウド上で管理されます。
24時間分を超えた録画データは自動で削除されるため、残しておきたい動画があればスマートフォンにダウンロードするようにしましょう。
本体の重さは約760g。高所での利用には注意が必要

Furboの見た目は可愛らしいですが手に取るとずっしりとしており、重量は約760gあります。
500mlのペットボトルよりも重いため、高い場所に置く場合は落下事故に注意が必要です。
裏側には3Mの滑り止めパッドがついていますが、イタズラ好きの愛犬の場合、軽く触れた程度でも倒れてしまいそうです。

サイズは 22.3×12.5×12.5cm。写真で見るより存在感があります。
Furboの無料・有料プランの違いについて解説
Furboにはサブスクプラン(有料プラン)と無料プランがあり、使える機能や購入時の本体代が異なります。
詳しくは以下の表にまとめました。
有料プラン | 無料プラン | |
---|---|---|
ドッグカメラ 本体代 |
|
|
月額料金 ・加入期間 |
|
- |
画質 | フルHD(1080p) | |
視野角 | 360°首振り | |
双方向通話 | あり | |
おやつ機能 | あり | |
通知内容 |
|
|
クラウド保存 |
|
|
SDカード | 非対応 |
ドッグカメラ購入時に有料のサブスクリプションに加入することで、本体代の割引を受けられます。
割引額はサブスク加入期間によって異なり、2025年7月30日時点では1ヶ月なら6,480円、1年・2年の場合は4,980円で購入することができます。
また機能面では「通知内容の細かさ」「クラウド保存への対応」が主な違いとなります。
無料プランでは本体代が高額になり、Furboならではの機能は使えません。
SDカードにも対応していないため動画保存もできず、リアルタイム映像の確認しか行えない点も注意が必要です。
毎月のランニングコストが気になる人は、サブスクリプション未加入でも基本機能が使える「Tapo」シリーズのドッグカメラも検討してください。詳しくは後述します。
実際に使ってわかった「Furboのメリット・デメリット」

「Furboドッグカメラ360°ビュー」を実際に使ってわかったメリット・デメリットを解説します。
Furboのメリットは3つ
Furboのメリットとして考えられるのは次の3つです。
- 通知内容が細かく多彩
- 遠隔操作でおやつをあげられる
- アプリのデザインや使い勝手が良い
Furboの最大の特徴は通知内容の多彩さ。愛犬の様子を細かく知らせてくれるので、外出時の安心感が抜群です。
また愛犬の1日の様子をチェックする際にも、効率的に見返すことができ、異変も見落としにくくなります。
筆者宅では使う機会がほとんどありませんでしたが、遠隔でおやつをあげられる機能も大きなメリットといえるでしょう。留守番中のご褒美としてあげている人もいるようです。
さらにアプリは、犬用らしく可愛らしいアイコンとデザインになっており、使っていて楽しい気分になれるのもポイント。操作も直感的にできるため、誰でも迷わず使えそうです。
Furboのデメリットも3つ
Furboのデメリットとして考えられるのは次の3つです。
- 部屋の大きさによっては画質が物足りない
- ランニングコストがかかる
- クラウド上に保存できるのは24時間分
FurboはフルHDに対応しているため基本的には十分な画質ですが、拡大すると細部がぼやけてしまう点が気になりました。部屋の広さによっては画質に物足りなさを感じるかもしれません(今回検証した部屋は6畳ほどの広さ)。
また、全機能を使うにはサブスク加入が必要となり、ランニングコストがかかる点もデメリットです。
さらにサブスクプランではクラウド保存に対応しているものの、24時間分を超えると自動で削除されます。ダウンロードすることも可能ですが、スマートフォンの容量を考えると長期保存には不向きといえます。
とくにシニア犬の場合、ささいな不調が病気のサインとも考えられます。「いつから歩き方が変になったんだろう?」「この不調が出たのはいつからだろう?」などと過去の映像を見返したい時でも、ダウンロードしていない限り、見返せないので注意しましょう。
Furboをオススメできる人は?

これらのメリット・デメリットを踏まえると、Furboは以下のような人におすすめといえます。
- 見守り機能を重視したい人
- 遠隔でご褒美をあげたい人
- アプリの使いやすさ、設定のしやすさを重視したい人
多彩な通知機能が特徴のFurboは、愛犬の様子も細かく通知してくれるため外出していても安心感があります。
また1日の映像も見返しやすく、愛犬の異変にも気づきやすいので、日々愛犬のことをしっかり見守りたい人におすすめできます。
おやつ機能を使いたい人、アプリの使いやすさ・設定のしやすさを重視したい人にもぴったりです。
人気ペットカメラ「Furbo」と「Tapo」を徹底比較

編集部の調査では「Tapo」「Furbo」の利用者が多く、ほぼ2強であることがわかりました。
ここからは「Furbo ドッグカメラ 360°ビュー」と、筆者の自宅で使っている「Tapo C520WS」の実際の使用感を比較します。
まずスペックの違いから見ていきましょう。
Furbo (有料プラン) |
Tapo C520WS | |
---|---|---|
ドッグカメラ 本体代 |
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|
サブスクの有無 ・月額料金 |
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画質 |
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視野角 | 360°首振り | |
双方向通話 | あり | |
おやつ機能 |
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通知内容 |
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クラウド保存 |
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SDカード |
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主な違いは「画質、通知内容、SDカードへの対応」の3つ。
Tapoは、フルHDの1.7倍の画質を誇る2Kに対応しており、Furboに比べてより細部の映像を確認することができます。
またSDカードにも対応しており、サブスクプランに加入しなくても動画の長期保存が可能です。
一方で、通知内容は「動きを検知しました」などとシンプルなもののみ。
Furboのような細かな検知や通知はできません。
本体代やその他の機能はほとんど変わらないため、日々の見守り性能を重視するなら「Furbo」、画質やコストを重視するなら「Tapo」を選ぶと良いでしょう。
詳しい使用感の違いについてはこれから解説していきます。
通知の内容・精度・反応は「Furbo」が圧倒

Furboは、AIが嘔吐やトイレなどの体調・行動の変化を検知すると通知してくれるため安心。検知精度も高く、短時間で大量の通知が届きます。
一方、Tapoは人物・ペット・動体の検知は正確ですが、通知の内容は「動きを検知しました」というシンプルなお知らせのみ。
何が起きたのかは通知だけではわからず、そのたびに動画を見て確認する必要があるため、少し手間に感じることもあります。
画質・暗視・細部描写は「Tapo」が一歩リード


Furboは画面の端がやや丸く歪むが、Tapoは歪みが少なく自然な映像。
明るい環境では、どちらのカメラも映像は十分クリアで、愛犬の動きや表情をしっかり確認できます。

Furboは、普段の見守りや近距離でのチェックには十分な画質ですが、カメラから離れた場所にいる愛犬の姿がぼやけ気味。全体的につぶれているようにも見えます。
一方Tapoは2K対応なだけあり、特に部屋の奥や細かな動きもより鮮明に映る印象です。ズームしたときや部屋の隅で犬が寝ているときでも、毛並みやしぐさまでよく分かります。
とくに「部屋の端で犬が寝ている」「奥で何かしている」といった状況では、Furboと比べて解像度の違いをはっきり感じます。
また愛犬がどこにいるのかもマーキングしてくれる機能もあり、視認性の高さはTapoに軍配が上がります。


夜間の暗視性能を比べてみると、Tapoの方が全体的に明るく、部屋の隅々までしっかり映ることがわかります。

暗闇でも小さなものや床に落ちた異物まで見やすいので、普段使っていても「あれはうんちかな?」と迷う場面でもTapoならすぐに判別できました。
Furboの場合、夜はややざらつきが気になり、細かいものが見えづらいと感じました。「夜も細かな様子までしっかり見たい」という方にはTapoが向いています。
アプリの使い勝手は「直感的なFurbo・多機能なTapo」

Furboのアプリは直感的で、誰でも迷わず使えます。アプリを開くとすぐにライブ映像へ切り替わるので、愛犬の様子をすぐ確認できます。
Tapoのアプリは録画一覧をすぐ確認できるほか、検知感度やアクティビティゾーン、スケジュール録画など細かな設定も行えます。操作にこだわりたい人でも満足できる使い勝手といえるでしょう。
録画と保存の柔軟さは「Tapoは常時記録、Furboはスポット記録」

どちらのカメラも、動きを検知したタイミングごとに短い動画クリップが自動で記録されるため、気になる瞬間をあとから気軽に見返せます。
Furboは、動画クリップごとにハイライト写真と簡単な説明文がつくため、映像を効率的に見返すことができ、異変も見落としにくいと感じました。
しかし、見返せる映像の範囲に大きな差がありました。
TapoはSDカード録画に対応していて、動きがなかった時間も含めて好きなタイミングまで映像を自由に見返すことができます。SDカードを利用すれば保存も無料なので、長期間の録画を気兼ねなく続けられるのが強みです。
一方、FurboはAIが検知した部分のみ保存する仕組み。通知が届いた場面は見返せても、録画されていない時間帯は確認ができません。
睡眠中の様子など、何らかの動きがない場合はAIが検知しないため映像も残りません。その点ではTapoの方が録画において優れていると感じました。
通話機能は「どちらも双方向で十分、違いはほぼなし」
どちらもスマホから話しかけたり、室内の音を聞いたりできる双方向通話に対応しています。
音質やラグなど大きな差は感じられませんでした。
独自機能はFurboの「おやつ機能」とTapoの「多画面・スマート連携」
このほかにFurboとTapoには、それぞれ独自の強みがあります。
Furboならではの機能といえば、やはり「おやつの自動発射」。アプリからワンタップで愛犬にご褒美をあげられるため、外出先でもしつけやコミュニケーションができるのが大きな魅力です。
一方、Tapoの特長は「カメラの多画面表示」と「スマート家電との連携力」。

Tapoの大きなメリットのひとつが、複数台のカメラ映像を一画面で同時に見られることです。たとえば、愛犬がリビングと寝室を自由に行き来している場合や、複数の犬がそれぞれ別の部屋で過ごしているご家庭でも、アプリを開くだけで各部屋の様子を一度にまとめてチェックできます。

Tapoシリーズのスマートリモコンや照明、温度センサーなどをアプリに追加しておけば、室温管理や家電の遠隔操作も一つのアプリでまとめてできるのが大きな強みです。
留守中に一時的な停電があっても、スマホからエアコンや照明の電源を再度オンにできるため、「真夏や真冬の急なトラブルでも室温管理がすぐに復旧できて安心」といったメリットがあります。
「見守り」だけでなく、住まい全体の快適さや安全をリモートで守りたい方には、Tapoのスマート連携機能はとても頼もしい存在です。
今回の検証を参考に、ぜひ自身に合ったペットカメラを選んでください。
「Furbo」利用者の口コミ

Furbo利用者の口コミも調査しました。
今回の検証結果と同じように「動体検知や異常通知機能の精度が高く、敏感すぎるくらいしっかり通知が届く」と評価する意見も多い一方で、「無料プランだと使える機能が限られている」「有料プランはやや割高」といったコスト面の指摘も少なくありません。
また「夜間の画質が昼間に比べて不鮮明」「どこにいるかはわかっても表情や細かな動きまでは分かりづらい」といった声も寄せられました。
鮮明に見えて、広角なのでカメラが自動で動かなくても広い範囲を写すことが出来るのでとても良いです。
またナイトモードには自動で切り替わり、夜間でもどこにいるか大体分かります。ただシルエットしかわからず、どんな表情なのか、体調は悪くないかなど細かくわからず、心配になることがあります。
(14歳・シェットランドシープドッグ)
愛犬の動きや音にもすぐ反応して通知が来るので安心できます。たまに動いてなくても通知が来ることがあるけど、敏感なことに越したことはない。
スマホから話しかけたりおやつをあげる機能もあって、留守番中でも愛犬との距離が縮まったように感じます。
いつからか無料で使えていた機能が有料になってしまい、課金しないとリアルタイムの確認程度しかできなくなってしまいました。
何年使ってても故障もなく、画質や検知精度も良い、通信エラーもないだけに、そこだけは残念です。
(7歳・トイプードル)
Furboはどこで買うのが安い?公式・Amazon・楽天市場の最新価格
「Furbo」は、公式サイトをはじめ、Amazonや楽天などで購入できます。
通常価格は29,980円ですが、セール時には大幅割引が行われることもあります。
執筆時点(2025年7月30日)の価格をまとめました。
本体代 (サブスクプラン) |
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公式サイト |
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Amazon |
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楽天市場 |
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執筆時点では公式サイトが最もお得だとわかりました。
ただしAmazonや楽天市場のセール時にはより安く購入できる可能性があるので、詳しくは最新情報をチェックしてください。
Furboに関するQ&A【よくある質問】
Q.Furboの初期設定方法は?

セットアップガイドに従い、アプリをダウンロード。あとはアプリの指示に従って進めていくだけなので非常に簡単です。

設定手順は日本語で丁寧に案内してくれるため、機械が苦手な方でも迷うことはほとんどありません。
実際、編集部で試した際も「アプリの案内どおりに進めるだけ」でセットアップが完了しました。
Q.Furboはどこの国の製品?安全性は大丈夫?
Furboドッグカメラは、台湾発のグローバルブランド「Tomofun(トモファン)」が開発・販売する製品です。日本法人もあり、サポートやアプリも日本語対応なので安心。
映像や通知データは暗号化されてやりとりされていて、メーカー側であってもユーザーのカメラ映像を見ることはできません。ログイン管理・パスワード・二段階認証などプライバシー保護も強化されているので、セキュリティ面も心配ありません。
Q.壁掛けタイプはありますか?
壁や天井にしっかり固定したい人には、「Furbo ドッグカメラ 360°ビュー」ではなく「Furboミニ」というモデルが用意されています。
ただし、Furboミニはおやつ発射機能やカメラの360°回転機能が搭載されていません。あくまでAI通知機能を使いたいだけという方向けとなります。
Q.Furboを使うときの通信量は?
A.Furboのライブ映像は5分間で約30MB(フルHD画質時)と軽く、低画質ならさらに少ない容量で抑えられます。
Q.自宅のWi-Fiで使える?
Furboドッグカメラ360°ビューは「2.4GHz帯」のWi-Fiを使って通信を行います。多くのWi-Fiルーターが対応しているため、それほど気にする必要はないでしょう。
ただし、2.4GHz帯では電子レンジなどの家電製品と干渉する可能性があります。ペットカメラの設置場所を、できる限り他の電子機器から離すようにしてみてください。
Q.複数のスマホで同時視聴できる?
最大2台まで同時にライブ映像を視聴できます。
家族で共有する場合は、同じアカウントでログインした2台のスマホやタブレットで同時に見ることができます。
3台目以降は同時視聴不可なので、必要なときに交代でチェックしてください。
Q.Furboのランプ色(紫/青/緑など)にはどんな意味があるの?
Furbo本体の前面には状態を知らせるランプがあり、状況によって色が変わります。
- 黄色ランプ…Wi-Fi接続中でスタンバイ状態のサイン。
- 白色ランプ…電源を入れた直後に点灯し、設定可能になるまで少し待つ必要があります。
- 青色ランプ…アプリでライブ映像を見ているときや通話中に点灯します。
- 緑色ランプ…初期設定やWi-Fi再設定ができる状態で点灯します(Wi-Fi未接続)。
- 紫色ランプ…Wi-Fiに繋がりにくい・電波が弱いなど接続エラーを示しています。
Furboのランプは、犬が視覚的に識別しやすい黄色と青を中心に設計されています。
犬は青系と黄系の色を見分けられるため、ランプが光ることで「飼い主さんが見守っているよ」というサインが愛犬にも伝わりやすい、そんな配慮が込められているそうです。
Q.うまくつながらない場合の対処法は?
まずはFurbo本体・スマホの再起動が基本です。それでもつながらない場合は、以下の順に試してください。
- Furboをリセット(本体背面のリセットボタン長押し)
- ルーターの再起動・Wi-Fiの再接続
- Bluetoothやアプリの再設定
本体ランプが「紫(点滅)」の場合は、Wi-Fiの電波強度やパスワードなどネット環境を確認しましょう。
Q.サポート連絡先やヘルプはどこから使える?
Furboは日本語のメール&チャットサポートが充実しています。
- チャット対応時間:平日10:00~17:00(公式サイト右下からアクセス)
- メール問い合わせ先:support.jp@furbo.com
- アプリからの「ヘルプ」メニューや公式サイトの「お問い合わせ」からもサポートが受けられます。
電話サポートはありませんが、リアルタイムチャット・メールともに日本語で迅速な対応をしてくれます。
Q.付属品は?

箱の中身は本体・電源ケーブル・セットアップガイドの3点のみ。
電源アダプターは付属しないため、あらかじめ自分で用意しておく必要があります。
まとめ
今回は、Furbo 360°ビューとTapo C520WSを比較しました。
360°ビューとAI通知で「今どうしてる?」がすぐ分かるFurboは、おやつ発射もできて安心感は抜群。
ただしSDカード非対応のため、本領発揮にはサブスクが必須です。
対するTapo C520WSは2K高画質+SD録画でコスパ良好。
通知はシンプルでも、長期保存と鮮明映像を重視するならTapo、細やかな見守りや遠隔コミュニケーションを求めるならFurboがおすすめです。
それぞれの特徴を比べて、あなたや愛犬にぴったりのカメラを選んでみてください。