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2025/12/29

【トイレシート徹底比較】王者「デオシート」vs「ホームセンターPB商品」

目次

シニア期に入るとトイレシートの消費量が増える傾向にあります。
毎日使う消耗品だからこそ、ランニングコストは抑えたいもの。とはいえ、安かろう悪かろうだと愛犬への影響や臭いの問題もありそう…。

そこで今回は、編集部によるアンケート調査でシェアNo.1だった「デオシート(ユニ・チャーム)」と次いで人気だった「ホームセンターのPB商品」から選出した3製品を実際に使って、「吸水力」「消臭力」「肌触り」の違いを検証しました。

調査概要

・調査名 :トイレシートの使用状況に関するアンケート調査
・調査対象:10歳以上の愛犬と暮らすオーナー335人
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査地域:全国
・調査期間:2025年8月12日~2025年9月11日
・調査元 :株式会社キュービック

トイレシートは「毎回交換」したほうが良い?

検証結果の前に、そもそもトイレシートはおしっこのたびに交換したほうが良いのでしょうか。

最近では「3回分のおしっこを吸収できる」と謳う商品も登場しており、今回行なったアンケート調査では「トイレ1回ごとに交換する派」より「複数回ごとに交換する派」の方が多いことがわかりました。

しかし、千歳船橋あむ動物病院の皮膚科専門医・池田 渓志郎先生は、シニア犬の場合は毎回交換することを推奨しています。

「基本的には排尿のたびに交換するか、商品の使用方法に従うべきです。特に、以下の状態になったら交換を強く推奨します」(以下:池田先生)

交換をすべき状態

●シートの表面を触ると湿っている
●アンモニアなどの臭気がする
●愛犬が排尿箇所に座ったり寝たりする可能性がある

濡れたシートに何度も、または長時間触れ続けすることは「膿皮症やマラセチア性皮膚炎」などの二次感染や、褥瘡リスクの上昇にも繋がるため、注意が必要です」

池田 渓志郎

獣医師

日本大学卒業。九州地方の複数の動物病院で一般診療、外科診療に従事。 千歳船橋「あむ動物病院」では、一般診療科・皮膚科・皮膚形成外科を担当している。 ■公式HP:https://am-ah.jp/

価格差は2倍以上!シェアNo.1メーカーとホームセンターPB商品

現状、圧倒的に人気なのはユニ・チャーム。ところが、商品価格を比べると、次いで人気のホームセンターなどのPB商品とは2倍以上の差があることがわかります。

商品名 希望小売価格
※レギュラーサイズ
単価 年間コスト
※月100枚使用
ユニ・チャーム
「デオシート 消臭&フレグランス」
1,848円/120枚 15円 18,000円
カインズ
「薄型ペットシーツ」
1,180円/148枚 8円 9,600円
DCM
「ペットシーツ うす型」
2,178円/280枚 8円 9,600円
コーナン
「LIFELEX 薄型ペットシーツ」
657円/152枚 4円 4,800円

※表示は税込価格(2025年12月時点)
※商品は最もベーシックなタイプを選択(業務用販売は除く)


月に100枚使用した場合、「デオシート」とホームセンターPBの年間コスト差は約1万円にもなり、PB商品がお得であることがわかります。

では、この価格差は性能にどれほど影響するのでしょうか。
「吸水力」「消臭力」「肌触り」の3つのポイントで、その実力を徹底的に検証していきます。

【検証】人気トイレシートの実力を比較!

今回の編集部調査で利用者数の多かった「デオシート」と人気のPB商品、合計4メーカーを実際に購入し、比較検証しました。

  • 比較した商品

    ●ユニ・チャーム「デオシート 消臭&フレグランス」
    ●カインズ「薄型ペットシーツ」
    ●コーナン「LIFELEX 薄型ペットシーツ」
    ●DCM「ペットシーツ うす型」

【検証①】吸水力と速乾性を比べてみた

まずは、トイレシートで最も重要な「吸水力」から見ていきましょう。
小型犬の1回あたりのおしっこの量を想定し、青く着色した約25mLの水をシートに垂らして、その吸水力を比較しました。

▼吸水力

商品名 シミの直径
ユニ・チャーム
「デオシート 消臭&フレグランス」
15cm
カインズ
「薄型ペットシーツ」
18cm
DCM
「ペットシーツ うす型」
22cm
コーナン
「LIFELEX 薄型ペットシーツ」
24cm

シミが小さいということは吸水力が高く、より多くのおしっこを吸収できることを意味します。
最もシミが小さかったのは「ユニ・チャーム 」となり、「カインズ」も18cmと健闘。

一方で「DCM」は22㎝、「コーナン」は24cmと広くなりました。

▼速乾性(愛犬の脚が濡れないか)

次に、吸収してから5秒後と5分後のシート表面へティッシュを押し当て、どれくらい湿っているかを検証しました。
これは、愛犬の脚が尿で濡れないかをチェックするためです。

5秒後の時点ではどの商品も大きな差はなく、 わずかに「デオシート」が優秀と感じる程度です。

しかし、5分後には明確な差が出ました。
「ユニ・チャーム 」と「カインズ」は、ティッシュを強く押し当ててもほぼサラサラの状態をキープ
。 また「DCM」は、ティッシュがやや湿る程度でした。

一方「コーナン」は、しっかりとティッシュが濡れてしまい、水分が表面に残っていることがわかりました。

【検証②】消臭力|直後と8時間後のニオイ

次に「消臭力」を比較するため、実際に愛犬がおしっこをしてから1分後と8時間後のシートのニオイをチェックしました。

商品名 1分後のニオイ 8時間後のニオイ
ユニ・チャーム
「デオシート 消臭&フレグランス」
カインズ
「薄型ペットシーツ」
DCM
「ペットシーツ うす型」
コーナン
「LIFELEX 薄型ペットシーツ」
×

ニオイ評価

◎:交換時、顔を近づけても気にならない
〇:手に取ると気になるが、部屋には広がらない
△:部屋に入った瞬間など、ふとした時に臭いを感じる
×:部屋にいる間、継続的に明らかな臭いを感じる

こちらの検証は主観となりますが、「ユニ・チャーム」の消臭力が圧倒的だと感じました。
フレグランス効果もあり、顔を近づけても不快感はゼロ。8時間経過してもその消臭力は衰えませんでした。

また、「カインズ」は真上まで近づかないとニオイがわからないレベルのため、日常生活で不快に感じることは少なそうです。

対照的に「DCM」と「コーナン」の商品は、おしっこ直後から部屋にいるだけでニオイがわかる程度の消臭力でした。
特に「コーナン」は、8時間後には部屋全体にニオイが広がっており「早く片付けないと…」と感じるレベルだと感じました。

【検証③】肌触り|乾いた状態のゴワゴワ感は、どの商品も大差なし

最後に、愛犬の肌に触れる可能性があるため、シート表面の肌触りもチェック。
乾いた状態の触り心地を比較したところ、「ユニ・チャーム」がわずかにゴワゴワしている(硬い)と感じたものの、他の3商品と比べて大きな差はありませんでした

肌触り(ゴワゴワ感)に関しては、どの商品を選んでも愛犬が不快に感じるほどの違いはないと言えそうです。

【結論】「デオシート」の高い品質と「カインズ」の優れたコスパが印象的

シェアNo.1の「ユニ・チャーム」は、やはり吸水力、消臭力、使用後の快適性の全てにおいて高品質でした。人気があるのも納得です。

また、今回の検証ではカインズの健闘が光りました。
「ユニ・チャーム」の約半額ながら、排尿後に踏んでも足が濡れにくく、消臭力も日常生活では全く問題にならないレベルでした。コスパで考えると有力な選択肢になるでしょう。

なお、「コーナン」はスペック面では劣る結果になったものの、価格面において圧倒的なアドバンテージがあります。
シートをすぐに交換することが可能な環境で、とにかく安くペットシーツをお求めの飼い主さんは検討してみてください。

「業務用」と「ケース販売」の違いに注意

今回紹介したホームセンターのPB商品には、通常商品をまとめて購入できる「ケース販売」と、価格も性能も劣る「業務用」が販売されています。

一般的には「業務用=商品そのまま大容量」なのですが、ペットシートの業務用商品は、吸収力などを抑えることで、さらに低コストを実現した廉価版であるケースがあります。
we DOG編集部のアンケートでも、「ケース販売だと思って間違えて業務用を買ってしまった」という声がいくつか見られました。

購入時は間違えないように注意してください。

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